事業領域
プリメーロは日本のテクノロジー・スタートアップが抱える経営課題解決を支援することに事業の重点を置いています。特に日本のスタートアップが現状抱えている主な課題のなかで以下の2つに着目しています。
国内志向に起因しグローバル展開できない
-
一部の会社を除き、事業内容が日本国内に限定されているスタートアップが多いことが時価総額が他国スタートアップに比して小さいことの一因といえます。
-
日本のスタートアップは会社設立当初から自社の技術ないしサービスをグローバル展開する高い志をもつべきと考えています。
-
日本のスタートアップは多様性のあるマネジメントチームを組成した上でグローバル展開を視野に入れた事業戦略及び計画を立案し、実行に移す必要があると考えています。
発展途上段階でのIPOがもたらす成長スピードの鈍化リスク
-
日本のスタートアップは上場時の時価総額が100億円未満で上場する会社が多々あります。
-
裏返せば発展途上の初期段階で上場するスタートアップも多く、上場後は一般投資家に対する説明責任と短期的な利益をある程度確保しながらの企業運営が求められる等の足かせもでてくるためポストIPOの成長スピードが鈍化するリスクがあります。
-
スタートアップはIPOをどのタイミングで実施すべきかを戦略的に検討し、ポストIPOを見据えた成長戦略を含む事業戦略及び計画を立案・実行していくことが必要といえます。
-
スタートアップはポストIPOの事業拡大を見据えて内部管理体制の強化をしていく必要もあります。
日本のテクノロジー・スタートアップが抱える国内志向及び発展途上段階でのIPOがもたらす成長スピードの鈍化リスクという上記経営課題を克服するために必要な支援を行うことがプリメーロの事業領域です。具体的には「テクノロジー・スタートアップ向けに事業戦略及び計画の立案・実行、グローバル展開等の支援を行うこと」がプリメーロの事業領域です。
プリメーロのサービス
プリメーロは下記のサービスをクライアントに提供し、テクノロジー・スタートアップの成長をアーリーステージからExitまで、さらに、Exit以降のステージも継続的に支援し続けることでテクノロジー・スタートアップの持続的成長に貢献します。
-
経営相談サービス(経営相談顧問契約)*1
-
グローバル展開支援
-
事業戦略及び計画立案・実行支援
-
資金調達計画立案・実行支援
-
IPO・グローバルオファリング支援
-
内部管理体制強化支援
*1 経営相談サービス
「経営相談サービス」 はスタートアップが抱える経営管理上の各課題につき定期的及び突発的な相談への対応を行う顧問契約です。
-
相談テーマについては契約開始前にまず経営者とディスカッションの上アウトラインを決めさせていただき、定期的に開催されるレギュラー会議にてフォローアップをしていく形式としています。なお、何か緊急のテーマが発生した場合にはそちらを優先して協議テーマの変更が可能です。
-
相談テーマの例示
a.事業戦略及び計画
b.グローバル展開
c.知的財産のアセットマネジメント
d.段階的資金調達とExit戦略
e.IPO準備
f.バイ・アウト(会社売却)
g.大企業とのアライアンス
h.内部管理体制構築